耐震等級3の家をデザインする

地震に強い屈強な家づくり

近年、東日本大震災や熊本地震による天災が日本を襲い、南海トラフ巨大地震がここ30年以内に起こりうる可能性が高いと囁かれる中で、2024年元旦に発生した能登半島地震が富山県を襲いました。
特に県西部の地域では弊社社員も被災するなど、被害は甚大なものがありました。

弊社が今からできることは、被災された方々が一日も早く元の暮らしに戻れるよう求められたニーズにしっかり応えること。また、これからの家づくりにおいては、いつまた来るかわからない災害にしっかり耐える耐震等級3の強靭な家を軸に発信して参りたいと考えています。

構造材の強さ

構造耐力主要部分を無垢材の約1.5倍の強度を持つレッドウッド集成材の柱と変形が少ないレッドウッドの集成材の梁、また土台にはシロアリに強いヒノキの芯持材を使用し家全体を支えます。
構造材の強さ

壁の強さ

筋交いとパネル工法を併用した「モノコック構造」で、壁倍率最高水準の『5.0』の耐力壁を建物外周面と内側に適切に配置することで、耐震性、耐風性に優れた力を発揮します。
壁の強さ

床の強さ

24mmの剛床を使用した床倍率最高水準の『3.0』を採用し、地震や台風で発生する建物を変形させようとする水平方向の力を低減します。また窓の多い開放的な空間を支える役割も同時に果たします。
床の強さ

基礎の強さ

建物の床下に予め構造計算によって定められた鉄筋を配筋し、地中梁、コーナーハンチによって剛性を高め「ねじれ」の力を抑えることにより耐震性に優れた基礎に仕上げています。
基礎の強さ

金物の強さ

N値計算に基づき適切な金物を使用します。アンカーボルトとホールダウン金物が基礎と建物を繋いで、地震発生時の「引き抜き力」による柱の抜けや、揺れによる接合部のゆるみを防ぎ、耐震性を向上させます。
金物の強さ

地盤の強さ

地盤改良にはスクリュープレス工法を採用。
地盤全体を締め固め、地震動を吸収するため地震に強く、間隙水圧上昇を消散させているため液状化に有効です。従来工法に比べ施工時間が大幅に短縮され、低コストでの施工が可能。
また、産業廃棄物となる排土処理の必要がなく、天然砕石使用で有害物の発生がないため環境保全にも貢献します。
構造材の強さ

採用可能な制振装置

  • ミライエ(住友ゴム工業株式会社)
  • MAMORY(住友ゴム工業株式会社)
  • プレウォールTX(ウッドリンク株式会社)
  • ブレースリーK型(日軽金アクト株式会社)